始末に困る人

ちょっと仕切り直してみました

【男女の遺伝学】自分のルーツを知って、今に生かす。

「男女の遺伝学」いろいろ調べています。

最近の話も面白いのですが、やはり基礎知識がないと理解しにくいので、生殖細胞の分化と成熟についておさらい中です。

 

卵子精子のお話。

 

基礎的なことは一通り学んだつもりでしたが、自分の専門に近い領域でさえ、

ふわっとしたイメージで捉えていることが意外と多いなと思いました。

 

例えば卵子の老化について、

高齢出産で卵子が老化していると流産の確率が上がるとか、赤ちゃんの染色体異常が増えるとか。

 

私もぼんやり「そうだよなー」くらいに鵜呑みにしていたんですけど

(なんか一時期マスコミがすごく騒いでましたよね。刷り込みって怖い)

 

確かにそういう傾向があることは事実だと思いますが、

 

いろんな統計データを比べてよく見ると、本当に多様な要因が絡んでいることなので、

単純に「高齢卵子老化=異常」と一括りにできるようなものではないんですよね。

 

 

また、卵子だけでなく精子も面白い話がたくさんあって、

 

 

精子って、よく受精卵の映像で卵子に突入していく図が有名だと思うんですが、

最初数億個とかあるうちの一つが最終的に受精しますけど、

必ずしも「正常で」「活発に動けて」「強い」精子が勝ち残るわけでもないんですよね。

 

いろいろ資料を見ていて思ったのは、

 

確かに統計をとれば「これが平均ですよ」「この範囲がふつうなんですよ」という数値が出ます。

日本女性の平均初産年齢は何歳、とか。

◯◯歳の妊婦における胎児の染色体異常率は何パーセント、とか。

 

でも、それって「参考になる」以上でも以下でもないってこと。

 

体や健康のこと、特に妊娠・出産という特別なイベントならなおのこと、

一人一人に違ったストーリーがあって、流れがあって、

それは時に平均と大きく離れていたり、「異常」と烙印を押されてしまうようなことだったとしても、

その人にとってはそれが正解なんだということ。

 

正解かどうかを決めるのは、やっぱりその人自身でしかない。

生き方と同じなんだなあと思います。

 

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男女の遺伝学をやっているうちに、

私が一番初めに知りたかったことは「自分はどこからきたのか」だったことを思い出しました。

なぜ遺伝学に興味を持ったのか、そもそもの発端がこれだったなあと。。忘れてましたけど。。

 

それで、今は個人でも遺伝子解析で祖先のルーツを調べてくれるサービスがあるんですね。知りませんでしたが、探すと色々あるみたいです(ほとんど海外みたいですが)。

 

今の研究がいよいよ終わりそうで、次は何をやろうかなあって、

のんびりわくわく、たまに焦ったり、うーんって悩んだり、そんな日々を過ごしていたんですが、

 

「自分のルーツを知って今に生かす」っていいなあと思います。

 

それは、遺伝的なものもそうだし(ミトコンドリアY染色体で人種的な系統は推定できる)

歴史的なものもそうだし(祖先が何時代にどこから移住してきて、今の土地に住み着いたとか)

 

まず自分のが知りたいので今調べてるんですが、

人のを調べるのも面白そうだなあと。

 

不思議な感覚で、最近はずっと淡々と過ごしているのですが、感情の起伏がほんとになくなりました。

瞬間的な怒りやムカつきは、生理反応としてスッと処理できるようになりましたし

(ぜんぜん、スマートでもかっこよくもないですが。。とらわれるということがなくなった。)

 

そうしたフラットな土台の上に、こうしてわくわくすることをのんびり積み重ねていってるような感じです。

 

幸せだなあ、と感じます。

今、とても幸せだし、その上でやっぱりこれ欲しいなあ!いいなあ!もあります。

 

苦しいのはいつも、今の自分を否定する時。

今の自分をなくして、理想のかっこいい何かになろうと必死な時、とても苦しいということがわかった。

 

私はやっぱり苦しいの嫌いなので、今のスタンスで進んでみたいと思います。

なんというか、今のスタイルがいちばん苦しくなくて楽だからです。

 

 

今日はこんなところ。