始末に困る人

ちょっと仕切り直してみました

停滞期、でも純粋に面白いことには向かえる不思議。【男女の遺伝学シリーズ】

こんにちは。
 
相変わらず「すべてがめんどくさい期」なわたしですが。
今日は金曜だし、なんとなくラボもまったりしてるので、それに乗ってさらにまったりしまくった結果、ちょびっとだけエネルギーがふつふつしてきてる気がします。
本当にちょびっとですけどね。。昨日までノートに何かを書くという行為ですら拒否反応を示しましたからね。。
 
で、ふと思ったこと。
 
古事記の話のとこでも触れたんだけど、
 
男が陽(オモテ)で、女が陰(ウラ)
 
なんだなあと。
 
なんか意味わかんないですが、
感覚でぴこーんと急に浮かんで来た。
 
えーっと、なんていうのかな。。
 
そもそも、最近のわたしは以前から言っている通り【男女の遺伝学】っていうのが面白くてですね。
 
もともとわたしは遺伝子とか細胞のことが専門ではあるんですが、
「遺伝学」っていう縦のラインは専門ど真ん中って感じでもないのです。
 
ただ、研究として生き物を扱っているので、
それを毎日毎日つがいにして交配させて子供産ませて。。ってやって、
彼らが繁殖するのを目の当たりにしてるもんだから、
 
で、研究としても「どの遺伝子が子に遺伝してるか」っていうのは重要なことでして。
今はカンタンに調べる方法もあるんだけど、
 
なんか本当に、へえーーーっ!ってことの連続なのですよ。
 
なんだろう、わたしたちの業界では今更なことなのかもしれないけど
(みんなそれが専門の人だから、当たり前だと思っているけど)
 
あらためて「ただのオンナ」として、いち「女」として、いち「人間」としての
まっさらな目線で見てみようとするとね、
 
不思議なことがたっくさんあるのですよね!
 
わたしの扱っている生物はちょっと特殊で、
オスとメスの区別はあるんですけど、
普段はメス(正確には雌雄同体)が、自分で卵子精子もつくって受精させるんです。
 
なので、その子供は基本的にクローンになります。
卵子精子も遺伝子としては全く同じなので。
もちろん、組換えの影響などで変異が入ることはありますが!
 
しかし生活環境が厳しくなってくると、
「なぜか」オスが出現するのです。
 
これ、なんでそうなるのかわかってなくて(諸説ある)
 
それで、そのオスというのは性染色体の仕組みがメスとは違うので、
メスと交配することで、新たな遺伝情報を持った子供をつくることができるのです。
 
 
それでね、
自分でもちょっとまだまとまってないのですが、
さきほどのこれ
 
男が陽(オモテ)で、女が陰(ウラ)
 
なんていうのかな。。
その、より自然に近い原始的な状態、というか。
宇宙の仕組みにより沿うのは、女(メス)なんじゃないかなあと思うんです。
(もともとメスだけで卵子精子も作れたことを考えても)
 
男女分かれてる(有性生殖)っていうのはけっこう高度に進化した状態なんですよね。
生物の世界ではね。
 
それで、
もともとの、土台となるところは女(メス)であって、
そこに何らかの上乗せをしていくのが男(オス)なのではないか、と思うわけです。
 
うーんと、言葉にするのが難しいけれど。。
生物関係の人ならたぶん感覚的にみんなそう感じてるのではと思います。
なぜって、もう仕組みがそうなってるんです。
 
だからね、ちょっと話飛びますけど、
今って女性の生き方がほんとうに多種多様じゃないですか。
 
昔みたいに、ほぼ自動的に結婚→出産→家庭で家族を支える、って一本線じゃなくて、
割合が今どうなってるのか知らないけど、
結婚するしない、
仕事するしない、
仕事の内容も勤務形態も、
ほんっとに色々じゃないですか。
 
なんか迷走期というか、過渡期なんだろうなあとは女性ならみんな感じてるんじゃないかな。
 
わたしの母はずっとお勤めしながら家事もやってた人だけど、
ちょうどその世代って女の生き方が「家庭→仕事」にちょっとずつ移行し始めた時期だと思います。
だからまだ働く女性は珍しくて、風当たりも強かったと思う。
 
で、その下くらいの世代って、逆に「女性も社会進出を!」って振り子が過剰に振れ出した時期じゃないかな^^;
男女雇用機会均等法もちょうどそのくらいですよね。
女性もお勤めすることがえらい、かっこいいとされた時代。
 
そこから来て、今の女性の生き方って、なんかわけわかんなくなってますよね。
やっぱり結婚することが女の幸せよね、って人もいるし(でもまだ少数派なのかな。。?)
これからは自由恋愛!って感じで、パートナーと自由な関係で楽しむ人もいるし、
子供を産む産まないもわりと自由だし、
仕事のことも、バリバリ出世したい!仕事こそわが人生!って人もいるし、
そこまでいかなくても、第三の道というのか、
セミナー業とか、カウンセリングとか、
「女性ならではのキラキラ感性を活かして稼ごう!自分らしく輝こう!」ってフィールドも、とっても盛んですよね。
 
 
えーと、何がいいたいのかわかんなくなってきた。。笑
 
あ、そうそう。
わたしはやっぱり社会の土台はオンナにあるのではと思うので、
そうすると現在の世界規模での色々な停滞や混迷(特に日本)は、
やっぱり女性がこれだけ右往左往してれば当然の結果なのではないかなと思ったんですよね。
 
男性は、あくまでも女性が生み出したものに付け足していくのが仕事だから。
 
それはもちろん社会的には「1から作り上げる」って男性のパワーならではのものもあるけど
(会社を興すとかまさにそうですしね)
 
それでもなお、「ゼロから1を生み出す」のは女性にしかできないと思っていて。
だってすべての男性だって、女性から生まれているでしょ。
 
それを言い出すと男女両方必要なのは、それはそうなんだけど^^;
でもやっぱり「生み出す」のは女性の仕事だから。
 
だから、これからの世界、女性にかかっている!と思ったのですよ。
女性が自分をごまかしまくりの変なエネルギーで歪んでたら、本当に次の進化にいけないと思うから。
 
そこ、
男性は、やっぱり手出しできないというか。
政治がこれだけおかしくなってるのも、根本はそこじゃないかと思ったんです(ちょっと飛躍しすぎかもしれないけど)
 
男はオモテの世界を采配したり調節する力はあるけれど、
そのウラを支え、土台を生み出す女がナヨナヨしてたらどうにもならないってこと。
 
 
今日はそんなことを思いました。
うーん、本当はいろいろ、
男女の性差について遺伝子レベルで調べていて、それも書きたいんですが。。
 
性染色体のはなしは、あとで書きたいな。
 
男女の差をつくっているのが性染色体ですが、
ここって生物専攻でもほとんど習わないし、ほんと一部の専門家しか知らない闇の部分なんですよね!
(最近では「男女差別ダメ!」みたいな風潮で、教えられなくなったとかもあるのかな。)
 
意外かもしれないけど、
Y染色体(男性が持つ)って、大きさも小さいし遺伝子数も少ないということで、
性分化の時に男性化シグナルを発するだけで、
あとはほとんどジャンク(ガラクタ=意味のない)領域だと考えられていたんです。
 
遺伝学の専門家の間でさえ、これですからね?ガラクタて。
最近になって、そうではないかもって論文がちらほら出て来たみたいですけど、
まだまだマイナーなところみたい。
そもそも日本人研究者に専門家(としてやっている人)はいないのではないか?ってくらい情報がない。。
 
でもですね!
わたし思うんですけど!
 
ちょっと専門的な話ですが、
遺伝子とひとくちに言っても
エクソン領域(意味のある情報部分)とイントロン領域というのがあって、
昔(30年前くらい?)までは、イントロンもジャンク=ガラクタって言われてたらしい。
 
でも現在ではイントロンにも重要な役割があることが次々に発見されてきています。
なんなら今の遺伝学(正確にはエピゲノム)界では流行最先端くらいなホットスポットなんですよ。
 
だから、これは昔から思っていたけど、
いらない(ジャンク)なんてないですよ。生物に。
 
Y染色体も、遺伝子数がだんだん少なくなって来てるからとか、
どんどん退化して将来的にはなくなるだろうって言ってる人さえいる。
 
それはそうかもしれないけど、そういう運命?なのかもわからないけど、
でもいつか無くなるなら無くなるで、絶対に「今」必要な仕事をしてくれてるはずだと思うんです。
意味なくそこに在るなんてそんなわけないってわたしは思う。
 
科学者っていうのは、やっぱり「普遍的に価値のありそうな」テーマとか、
「将来性のありそうな」テーマが花形なんですよねえ。
たとえば、iPS細胞とかね。再生医療とか、めっちゃお金になるじゃないですか?
あるいはガンの特効薬とか。生活習慣病のメカニズム解明!とか。
 
それはそれでとっても大切なことだと思うけれど、
わたしだって実は今そんなことをやってるんですけど(笑)
なんか、そこにはもうあまり魅力を感じないのです。わたしはね。
 
どーせ将来無くなるんだからY染色体なんか調べたって意味ないって思う人もいるだろうし、
それがわかったからって、じゃあたとえば不妊治療につながるならやろうとか、
そういう視点で研究してる人もいるのかもしれないけど、
 
そういうことじゃなくて、わたしはなんか知りたいなあと思うんですね。
理由は、ない。笑
 
ただやっぱりこうして自分がオンナとして自然な姿に戻っていきたいと思ってここまできて、
結婚もしたいし、子供も産みたい。そういう女として本能的なところを素直に満たしたいと思う。
 
だから、その仕組みの大元になっている「男女」というものに、すごく興味をそそられるし、
ここまで生物や遺伝子というものを自然に生活の一部として考えて来たわたしだから、
そういう視点から男女を理解することが少しでもできたら、なんかいいなあと思うんです。
 
そんなことを思いました!
 
今日はこんなところです。
お、思ったよりたくさん書いたけど、なんか楽しかった!笑
 
ちなみに【男女の遺伝学シリーズ】と書いてはみたものの続けるかは不明です^^;
 
 
実験も今日は終わったので、帰って三連休を満喫してゴロゴロするぞー!