始末に困る人

背伸びしないで、かっこつけないで、素直に生きてみる

自分と向き合うことの怖さ。(続きその2)それでも、その先にある【自分の本当】に出会いたい。

悶々としていた記事の続き。

 

gungungunmachan.hatenablog.com

 

 

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(続き)の方で、すこーし開けた気がしたんですが、

なんかまだ底の方にこびりついてるぞ。。。と、モヤッと感が消えず。

 

なんというか、踏み込み方が甘かったように思います。

自分の本当の、一番エグいところに触れていない。

表面をなぞってるだけみたいな。

 

こういうときどうするのがいいのか、わたしもまだ試行錯誤なんですが、

とにかくわたしは【書く】タイプなので、思うままにダダダーっとノートに書きます。

まとめようとか思わず、思考で浮かんだ言葉をひたすら書く。

書く。ひたすら書く。

 

で、一通り気が済んで、ふーっとなったあたりで、

ふと「?」が浮かぶ瞬間があって。

 

【問い】ですね。

なぜ、どうして、という自分への問いかけ。

自然に浮かぶこともあるし、書きながら、それはどうして?それはなんで?と重ねていくときもあります。

 

余談ですが研究は「?」が全てです!

良い問題提起ができることが良い研究のスタートなのです。

 

いちおうわたしも研究者としてこの「問う力」を磨く訓練を毎日しているので、この作業はあまり苦ではないです。

 

なんかおかしいな、

違和感を感じるな、

あれ、どうしてこうなるんだろう?

 

という、感じる力、というんですかね。感性は、女性の得意分野でもありますね。

 

で、話を戻して、問いを自分に投げかけてみます。

わたし、研究をやるとは決めたんですが、どうしても軌道に乗らないというか。

なんか違和感が半端なくて。

これ、絶対ごまかしているな、と感じていました。

でもその【ごまかし】が、どこなのかが掴めずにいました。

 

おかしい、おかしい、と悶々としながら、でも日々のノルマ?みたいなのがあるので、

死にそうな顔でそれをこなしていたせいか、

 

あー、わたし、ぜんぜん自分大切にできてないじゃん・・・

なにしてるんだろう・・・

せっかく、ただのオンナに戻れたと思ったのに・・・

また振り出しに戻っちゃったのかな・・・ぐすん。

 

みたいな、めんどくさいレベルに達してました・・・^^;

いや、よくあるんですけどね未だに。

 

思うのは、【あがり】なんてないんだろうなってこと。

一生、繰り返しなんだと思う。大切な自分なんだもの。

 

一番大切なことってなんだろう?

大切なわたしが、安心して、穏やかに暮らすこと。

安心感、幸福感を、感じていられることだ。

 

だから、このモヤモヤをそのままにしてはおけない。

たぶん精神と連動してたと思うのですが体調も思いきり崩し、吐きそうになりながらも自分と向き合う作業をコツコツやってました。

(いや研究しろよ!って自分で突っ込んだけど、これをすっとばして研究だけ進めても意味がないと思った)

(研究室の人たちにもあからさまに心配をかけました。。教授、ごめんなさい)

 

で、まあ、わたしなりに大きな絶望が久々にきたわけでした。

でもコツコツやっていけば、絶対何かは見えてくるもので。

以下、一連の流れです。ざっくりしてるけど。

 

わたし、ほんとうに研究したいのかな、ってふと思ったんですね。

 

・・・今、こうして書くだけでも、ドキッとするくらい。

わたしにとって、ものすごくイタイところです。

すんごく見たくないです。それくらい、わたしの本質的な軸に触れることです。

 

ここまできちゃったから今更やめられないとか、

医学博士とかいう肩書きにしがみついてる?とか

研究してる賢いかっこいいワタシ、が欲しいだけ?とか

 

ほんとうはどうしたいんだろう。

でも、研究、好きなんです。

 

なにがそんなに好きなの?

実験?データ解析?新しい発見?創薬開発?

学会発表?論文?最先端の知見?

 

なんか、しっくりこない。

ていうか、はっきり言ってどれも嫌い。

めんどくさいんだもん。。

強いて言えば、サイエンスの最先端に触れるのは好きだけど。

 

あれ?と思いました。

冷や汗が出てきました。

わたし、実は、研究がそんなに好きじゃない?

 

・・・わたしは、本当は、別に研究が好きではない。

 

お前!さんざんブログでも、研究が好きだから〜とか抜かしたくせに・・・!

 

でも待てよ、と思いました。

わたし、自分の専門分野と違う、ぜんぜん参考にもならない研究でも、興味本位でほー!と知るぶんには、楽しい時があるんです。

 

ちょっと専門的な話ですが、私がやっているのは分子生物学で、細胞内で個々のオルガネラや分子や複合体がどのような挙動を取り、生命活動のアウトプットに結びつくのかを解析する学問なんですね。

 

えーと、一言でいうならば「一見何の意味があるのかよくわからない分野」です^^;

もちろん、こうした基礎研究の積み重ねの上に科学の発展はあるのですが。

 

で、重要なことはですね

わたしは、この分野、どうにも興味持てないんですよ。

研究が嫌いなわけじゃなくて、今の研究テーマが、なんかいやなんです。

うん。。ほとんど、というか、ぜんぜん、興味ないんです。。

 

今までやってきた、7年もかけてやってきた、今の研究テーマ。

わたしは、これが好きじゃないんです。

 

わたしは、今自分がやっている研究が、好きじゃないんです。。

 

今回、これが明らかになってしまったというか。。

いやいやいや、そんなはずはない!と思いたいところ。

ここまでやってきたのに。

 

でもこれ、本音です。

自分に嘘はつけません。。。わたしの感性が、そうですよ、何か?と言っている。

あなた、本当はこの研究、好きじゃないでしょう?

何をいまさら。さっさと認めてしまえ、と。

 

あーもう、そうなんですよ。

好きじゃないから、実験もしたくないし

好きじゃないから、論文も書きたくないし

好きじゃないから、向かいたくないし

 

好きじゃないからなんですよ。

当たり前ですよ、好きじゃないのに、こんな超小難しくて面倒なことをチマチマやってたわけで、そりゃ苦行ですよ。。

 

でも、じゃあ、どうして。

なんでここまでやってきたの?

 

それは・・・

それは、たぶん。教授が好きだからです。

わたしは、大好きな教授が、与えてくれたテーマだから、ここまで出来ただけ。

本当にただそれだけ、でした。

 

なんとういうか、そうだったんだなーと。

腑に落ちました。いろんなことが。

わたし、教授と離れたくなかったんですよ。

だから、卒業できなくなるように、論文も書けなくなってしまったし、

少しずつでも進めていけば、ここにはいられるし、

教授が気にかけてくれるし、一緒にいられるし、だから、完璧に叶ってた。

 

・・・なんか、わたしきもい、ですね。。

一応言っておくと教授は既婚だし私は奥様のことも大好きです

 

こんな、「おかあさんと離れたくないこども」みたいな、幼稚な自分、

恥ずかしい自分、見たくない自分・・・

でも存在しているのだから、仕方がない。

 

認めたら、すこしホッとして泣けてきました。

 

次の一手も見えてきました。

 

・とことん教授と一緒にいられる道を探すか、

・教授と離れても、自分のやりたいテーマを開拓していくか、

 

自分に問いかけたら、ここはあっさりこっち!と答えが出てきて。

なんだ、もう自分の中で答えは出てたんですね。

 

そう、だから、今の研究テーマは好きじゃないから、やる気が出ないのは当たり前で。

でも、じゃあ、どうする?

 

次のステージに進むため、ここを越えねばなりません。わたしは。

これは、一見きつい道程なんですが、自分を大切にするという根底があるから、決して自分いじめとか、間違った方向に向かっているわけではないんです。

 

ただ甘やかして、できなくてもいいんだよ〜とか、やめちゃおうよ〜っていうのは、違うみたい。少なくともわたしにとっては。

そしてこれは、そうなれない自分も許す、ということとは矛盾しない。

なんとなくの感覚なんですが、自分の感覚として掴めてきた気がしています。

 

今の研究はぜんぜん好きじゃないんですけど、

次に行くために必要なことだから、最後までやり抜く。

それがわたしだ。

 

わたしは要領よくかっこよくは進められないけど、

自分のペースで、今決めたことを少しずつでも進めて行く。

 

決めたので、ホッとしました。

この嘘のない感じ。

自分と向き合うことはとてもきつくて気持ちを使うけど、

それでもこの感覚を掴みたいから。

 

本当のことを、自分で本当だと言い切れる喜び。

【わたしの本当】と出会う喜び。

 

この感覚。

人に褒められるとか、何かを得るとか、人に勝つとか、

そういう世界の「ただの刺激としての快感」とは、全然違う深い喜び、なんですね。

本当に、久しぶりです。ここまでグイっときたのは。

誇張じゃなく涙が止まらなくなるんですよね。嬉しさで。

 

だいぶ苦しいところを通りましたが、

また一つ、ここに触れることができたので、よかったです。

こわかったけど向き合ってよかった。

 

今日も研究、一つでも一ページでも進めます!