始末に困る人

背伸びしないで、かっこつけないで、素直に生きてみる

恋愛下手は誰のせい?

ところで、私は本当に恋愛下手で。

まともに付き合ったことがあんまりありません。

 

よく言うのが、女性は父親との関係が悪いと、

男性とうまくコミュニケーションとれないという話。

恋愛もうまくいかないことが多いと。

 

私の家族は、前記事でもちょっと触れたけど、

まあ円満とはいえないものでした。

私には「家族で話して笑い合う」という経験がありません。

そもそも会話らしい会話がほぼなかった。

父は仕事人間でほとんど家にいなかったし、

母も仕事と家事と子育てに追われ、父が協力しないからいつもピリピリ。

兄とも成長するにつれてあまり話さなくなり。

祖母は祖母で超気が強くて。

昭和を生き抜いてきたオンナで家では誰も逆らえない。

祖父が早くに亡くなり、女手一つで家を守ってきたから、

そうならざるを得なかったんでしょうけど。

 

私、本当に家で「しゃべった」記憶がほぼないんです。

自分の部屋に閉じこもってた。

私すごい声が小さいのがコンプレックスなんですけど、

「家で会話の練習ができなかったからだ」って

ずーっと恨んでましたからね。

声帯使わなさすぎて発達しなかった!みたいな。

そんなことあるのかわからないけど、

やっぱり人と話すのがずっと苦手でした。

 

だから、

父親との関係が悪いと恋愛がうまくいかない】

これを聞いた時、私はもう全身で肯定しました(笑)

 

でも、これって単に「父親のせい」って話ではないですよね?

 

だって、父娘関係なんて、本当に人それぞれじゃないですか。

友達のようにフレンドリーな関係とか、

厳しくも愛のある関係とか。

あるいは全然関わらない冷めた関係とか。

父親との関係が影響があるのは確かだと思いますけど、

でもそれなら、

その関係性から自分にはこういう傾向があるから、

こういう風に気をつけよう、となればいいですよね?

 

ええ、そうならなかったおバカさんが私です(笑)

「うまくいかないのは父親のせい」と

ここぞとばかりに恨みまくりました。

 

そりゃね、原因は両親不仲にあるかもしれないですよ。

でもだから何?って話で。

原因が父親にあるから、じゃあ改善するように努力するなり、

できそうにないなら、関係性から自分の良くないところを見つめるなり、

うまくいくにはどうすればいいか?って

考えて、明らかに見て、

失敗しても惨めな思いしてもいいから行動するなり

すればいいんですよね。

 

私はそうなれなかった。

人のせいにするって、すごーく楽なんですよね。

「私は父親のせいでこんなに辛いのー!」って

ぎゃーぎゃーわめいてれば、

悲劇のヒロインを演じてれば、

そんな自分に酔えるから。

変われない言い訳にできるから。

苦しむふりして、楽な方へ逃げてただけ。

 

「もうこんなのいやだよー!」って

私も何度ものたうちまわったけど、

もう、悲劇のヒロイン役が病み付きなんですよ。

不幸な自分が大好きなの。

人のせいにしてぬくぬく現状維持したいの。

言い訳して動かないことを正当化したいの。

だからこの頃の私の本当の望みは

「変わりたくない」だったんです。

完璧に叶ってたんですよ。

 

なぜ変わりたくなかったか。

私は傷つきたくないって思ってたんです。

失敗したくなかった。

痛い思いしたくなかった。

惨めな自分になるのが嫌だった。

そうなってしまったら、

自分が自分を嫌いになってしまうような気がしてこわかった。

 

でもそんな状態に自分を置いておくことこそ、

自分を嫌いになる原因だったんです。

だって本当はちゃんと恋愛したいのに。

大切な自分がそれを望んでいるのに、

「でも、傷つくのは嫌だから」

「うまくいかなかったら、どうしよう」

巧みに言い訳を探して逃げてた。

大切な自分の望みをないがしろにした。

それよりも、現状維持の方が楽だから。安心だから。

そっちを優先してしまった。

 

心の奥にはやっぱり違う言葉が隠れている。

自分と向き合うって、その奥の奥を掴むこと。

掴んで、言葉にしてあげることだと思ってます。

まずは、そこを明らかに見ました。

 

人のせいにするのが病み付きな醜い自分。

悲劇のヒロインに酔ってるバカな自分。

ちっぽけなプライドを固く握りしめてる自分。

ちっちゃくて汚くて器の小さい、どうしようもない自分。

 

過去の色んな痛い経験も一緒に思い出されてきて、

たまらなく恥ずかしくなったり心が痛くて仕方ないけど、

やっぱりここをちゃんと見てあげないと何も始まらない。

 

やってるうちに、自分に対して申し訳なくて泣けてきました。

どんだけ自分をいじめてたんだと。

いったいどれだけ自分の望みを無視してきたんだろうと。

 

いつも、素敵だなーと思う人ができても、

自分からは何もできずに終わることが多かったんです。

「奥手だから」とかバカな言い訳してね。

「女性としての魅力に自信がない」とかね。

「きっと私なんか相手にされないよ」とかね。

それこそ「まだ父親との関係を改善してないから」とか(笑)

  

「自分を大切にする生き方」を始めて、

私がやったことは、本当に地道に、

「現状維持が壊されることの怖さ」

を乗り越えて、

「自分が本当に望んでいることのために小さくても動く」

これを積み重ねたことだけなんです。

 

今だってまだまだ道半ばだけど。

少なくとも、言い訳して逃げるのだけはやめたんです。

何よりも大切な自分をバカにするような真似だけは。

 

だから、いいなー好きだなーと思った人ができたら、

自分から話しかけたり、

好きですよってアピールしてみたり、

メイクやファッションを頑張ってみたり、

いろいろやりました。

たぶん、普通?の恋愛経験者からしたら、

「はあ!?」てレベルの努力でしょうけど。

そんなん当たり前でしょ何いってんの!?レベルでしょうけど。

 

恥ずかしいけど、それすらも逃げ続けてきた結果の今だから。

だから、そこから始めるしかなかったんです。私は。

それこそ中学生レベルの恋愛ステップから、

体当たりして体得していくしかなかったんです。

 

 

自分を大切に生き始めたら、

恋もうまくいくよね!?って思ってるアナタ、はい私です。

私はうまくいくどころか振られました(笑)

でも、これまでの自分とは明らかに心の在りようが違うんです。

 

「私が好きだと思ったから」好きだし、

「私がそうしたかったから」付き合えるように頑張った。

結果、叶わなかったけれど、

誰かのせいにしようなんて恨みがましい気持ちはないです。

彼のせいでも、父親のせいでもない。

私のせいでもない。

たまたまご縁がなかっただけ。

 

うまく言えないけど、

負け惜しみとかじゃなく本当にそうとしか思えないんです。

そして何より、

「私の望みを叶えたかったから、叶えるために動けた」

そんな自分を心から誇りに思えた。

付き合えなかったけど、

そこまで私を本気にさせてくれた彼に感謝しかないし、

本当にいい恋したなと思える。

 

恋する楽しさも、

人を想う切なさも、

叶わない胸の痛みも、

その人を好きになったからこそ味わえたことで。

こんな素敵な気持ちをくれて本当にありがとう!と

感謝の気持ちしかない。

 

今ではむしろ「これで良かった」と思ってます。

今気づいたけど、こちらで真穂さんが紹介してた「完璧愛ポスト」に似てますが

santasantasan.hatenablog.com

 

 

恋すると本当に色んな気付きがある。

おそるおそるでも、自分を大切にする行動を、

実際に重い腰を上げて自分を動かすだけの、

そんな本気の気持ちをくれた恋だったんですね。

それくらい本気で好きだった。

そんな人に出会えただけでもう奇跡みたいだなって。

 

動いたからこそ、見えた景色がいっぱいあって。

彼がどうとかじゃなくて、

自分が、先へ先へと進化していってる、

そんな実感が肌で感じられたのが嬉しかった。

 

だから「これで良かった!」

逆に振ってくれてありがとう!!!ですよ。

だって中途半端にうまくいってたら、

私動かなかったもん。

「自分を大切にできない自分」から一歩も動かなかった。

そんな自分のままだったら、

よしんば付き合えたとしても、

絶対に何かしら問題が勃発したでしょうね。

まあ、それはそれでそこから変わればいいんでしょうけどね。

 

前の記事の

gungungunmachan.hatenablog.com

 

 

「やってみたくて少しずつ始めたこと」も。

振られてやけになって色々出かけるようになりましたから(笑)

そこでまた新たな出会いもありましたし、すごーく楽しいんです。

そんな自分が、前より好きだってはっきり言える。

だからやっぱり「これで良かった」。

 

恋愛下手は、

結局自分のせい。

でも、自分のせいだからこそ、

いつからでも変わっていけますよね。

 

 

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